ドイツの運動学者ホルスト・ルッツにより生み出されたエクササイズで、最大の特徴は「運動と脳トレを同時にできる」点にあります。
4歳以上であれば、年齢や運動の得意・不得意を問わず、誰でも簡単に取り組むことが可能であり、ライフキネティックを通して、思考の柔軟性や処理速度など、脳の働きを向上させる効果が期待できます。

近年では、ケルン大学やマンハイムメンタルヘルス中央研究所をはじめ、数多くの研究所でライフキネティックの効果が証明されています。

ライフキネティックでは、大きく分けて３つのトレーニングを重視しています。

1．ボディコントロールトレーニング

• ・動きのチェンジ：素早い動き
• ・動きの複合化：部分的な動きの組み合わせから、流れのある動きまで
• ・動きの円滑化：動きを継続しながら課題を増やして結合する

2．視覚トレーニング

• ・目の追従運動：水平、垂直、斜め方向に滑らかに動かす眼球運動
• ・視野の強化：視野を広げて空間認識能力を向上させる
• ・焦点を合わせる：対照の距離と速度を即座に判断する

3．認知機能トレーニング

• ・作業記憶：複数の選択肢を評価して選択する
• ・認知：入力情報を理解して体系化する
• ・作業記憶へのアクセス：異なる状況で蓄積した情報を回想する能力の向上

ライフキネティックでは、主に以下のような効果が期待できます。
・集中力や記憶力、学習能力の向上
・精神的、身体的なパフォーマンスの向上
・効率化、ミス確率の減少
・情動ストレスの減少と身体的リラクゼーション
・自己信頼感、単独業務完遂能力の増大　など
学校、仕事、スポーツの稽古など、様々なシーンで効果を発揮することが可能です。

＜推奨する実施期間＞
1週間に1回×1時間
1週間に2～3回×15～20分
一般的に6～8週間後に効果が実感できます。焦らず楽しみながら取り組みましょう！